北海道うららか散歩

  • 宏楽園の紅葉3
    北海道に住んでいるので、うらうらと散歩中に携帯で写真とったりします。並べておきますので、和んでください。下のほうの桜が一番古いです。
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けんさく。

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日本でときどき起こる大事件について

こんな奥地まで検索でたどりつくひともそうそういないと思うのですがいま「秋葉原」と書いたらもうだれがどう読みにくるかわからない状態ですね。
夢・ワイドショー独占、などと書いていたようですが、その点は思い通りになったじゃありませんか。テレビ、どこまわしても水野はるおの訃報と、秋葉原のことばかり。
オームのときもひどかったですが、今回はまた、「酸鼻」とか書きたくなるような大事件でしたね。

とおりすがりの人に「この事件についてどう思いますか」とテレビが聞くと「俺だって不細工だし彼女いないけど、あんなことやろうとは思わないよ。わかんないねえ。」とか「失業ならしょっちゅうしているし今も契約社員だけど、…気持ちがわからない」とか、「理解できません」とか、みんな一様にこたえている。

あれは興味深いよね。どうして「人をころそうとするのはわからないけど、俺は彼の置かれていた追いつめられた感じはちょっとだけわかるよ、いろいろ重なって、不安とか希望のなさにまけちゃったんだね。勿論、だからといって、あんなことしていいとはいわないけれど。いろんな意味で悲惨なできごとだと思うよ。」と言う人が一人くらい居てもよさそうなものなのに。
「死ぬ気であれをやるくらいなら、まず死ぬ気で精神科行って、落ち着く薬もらえばよかったのに。」と言う人もいないよね。わたしならそういう。
わたしのちょっと変な父が言ってたが、「人間は犯罪者にならない権利がある」んだそうだ。母と離婚するとき、そう言ったんである。「義務だろ」と思ったけど、…彼におしえてあげたい言葉だ。

なぜわたしが↑こんなこと言うかというと、彼とは(生い立ちも含めて)立場的に非常に近いし、もっと近い人もいるはずだと確信してるから。

わたしは女ですからね、女は彼がおもっているよりもっと、ずっと男以上に、見た目でよりわけされているのだけれども、(そりゃあなた、化粧しているとしていないでは、実の親だって態度がちがいますよ。)まあ、そこんとこはおいときましょう。わたしは幸か不幸か、女装くらいはいちおうできるつもりなので。もひとつ言うと、彼は別にそんなに不細工というわけでもないよね。並、くらいだ。年齢が年齢なので今時のファッションとはいえないかもしれないけど、素材としては並くらいのレベルは十分にある。

わたしはヒキコのねらーだったころはよくある板の「○告します!」(ありゃ、絵文字がでないよ。旧OSだな…)というスレで、「カポー」のみまわりごっこというのをやっていた。そこには3〜4人の常駐がいて、みんな独り者のもちろんねらーで、「報告します! どこそこの橋の上でカポーが人目もはばからずチューしていました!」「よし、爆撃だ!」などと毎日やっていたのである。だからといって本気で「掃討」だのしたやつは一人もいないけど、でもそんなごっこ遊びをしてストレス解消していたのは確かなのである。なぜか削除にもならなかった。あんな真正のクソスレ(笑)。

多分、テレビの前で「ちょっとはわかるよ」などと言ったら、自分も迫害されると思ってるんじゃないの。…そしてそのカンは多分あたっているんだろうと思う。
それから「すこしわかる」なんて認めたら、自分のなかに押し込めているものが一気に噴出してしまいそうで怖いっていうのもあるんだろう。噴出ってなに?つまり彼ほどまではやらなくても、一線を越えてしまうかもってこと。

だから「すこしわかる」なんて発言は、多分インターネットの匿名掲示板以外ではめったな人はしないだろう。(匿名掲示板の必要性は、ここにあるってわけだ。)

今これを言うのもどうかと思うけれど、多分精神鑑定にはなると思う。
あのログの流れは、まあ、くらーくなってる人の典型的な思考のながれだよね。もう、悪い方悪い方に考えてしまって、自分ではどうしようもないのに、人のいうことに聞く耳もたない、何をきいてもただ、不幸に、不幸に直結して行くだけ。不幸をにぎりしめている状態とでもいえばいいのか…。
だからあれを本来の性格とするかどうかは微妙だと思う。
いい悪いは別にして、だれだって、とはいえないまでも、家族の応援がまったく受け取れない人間が何度もリストラされれば、あんなふうになる可能性は十分にあるんじゃないの?
と3回リストラされたわたしは思う訳です。
ただ、実際極度の抑鬱状態だの、パニック状態だのであったことがわかっても、責任能力なし、とは、司法の立場から言うのは大変だろう。社会の反発は多分すさまじいはずだ。

人間の本音は「ああいう凶行を行うやつは、閉じ込めて蓋したい、それでないと怖くて生きて行けない」、そんな単純で個人的なあたりにあるからだ。あれを野放しにしておくのは、人間の「安全レーダー」が決して許さない。

社会がどうのとか、多くの人はたいして考えちゃいない。ちょっとSNSとか2ちゃんに参加してみれば、自分すらも例外でなく、人間がいかに感情と直感と、自分が常識としんじる矮小な価値観にしがみついていきているかがわかるだろう。

社会制度も確かに悪いのだ、一身の安全が確保されてる場合はだれもそんなこと考えないようにしているだろうし、完璧な制度なんて人間には無理なことも知っているから、我慢できる部分は我慢してなんとか四苦八苦適応して生きているだろうけど、契約社員やアルバイトをはじめとする低賃金雇用の仕組みや、学歴社会や格差社会や勝ち組負け組や、おかしな親や政治家や金儲けが野放しになっているのは確かなのだ。

彼は携帯の掲示板に宿題は親がやっていたと書いていたが、実はうちも、手芸と絵と自由研究と読書感想文は家族がやっていた。えっ、そんなに。そうなのだ。
自分で書いて持って行こうとすると、親が、全面改訂するのである。しまいには自分ではまったくしなくなった。どうせ否定されるだけだからだ。

ちなみに父は教員で、高校の読書感想文の選考委員だった。こいつの要求がたかすぎるので、下書きはもと教師の母がやっていた。わたしは清書するだけである。すごい話だ。2重の詐欺である。
2番目の姉が感想文に関してはちょっとご立派で、小学校一年で、全国2位かなんかとってしまった。これで、親が二人とも舞い上がってしまったのである。下の者は絶対にレベルをさげてはいけない。おやがふてくされて八つ当たりし、食卓をひっくりかえすからだ。
食卓をひっくりかえされるときは、だいたいお前の産み方が悪いと行って母が暴行を受けるので、母に「ちゃんと賞とりなさい」と言われると断れない。
しかも繰り返しているうちに、親は自分を正当化していくので、いつのまにか「だってあんた賞をとりたいんでしょう、だからてつだっているのよ」とかいうことになっている。ひどい話だ。親は自分の願望と子供の願望の区別がつかないことが多い。本を読みすぎている頭でっかちの親なら、なおさらである。

知らない人は想像もつかないだろうけれど、というか、むしろギャグ漫画みたいにみえるだろうけど(ほんとのこというと、たいていのひとは笑うのよね)、そういう親なんて、掃いて捨てるほどいるのが現実なのだ。デイリーポータルZの記者もちゃぶ台返しの実在に懐疑的だったが、実際あるんである。ないと言ってくさいものに蓋してはいけない。
あなたのクラスにだって、夏休みになると、矢鱈絵がうまくなる子、一人くらいいたでしょ。国語の作文、一度もよみあげられたことないのに、読書感想文の賞とる子、いたでしょ。その子ギャグだった?ちがうよね。その子は必死だよね?
…ちなみにわたしはうちの親はまだましな部類だということを知っている。

家庭というのは密室なのだ。「家族」という概念は、自分標準の矮小な価値観の最たるものである。

さらに言えばうちは一番上がたいそう絵がうまかった。勿論下はレベルをさげることは許されない。宿題の絵は仕上げはこいつが全部やる。ちなみに、手芸は積極的にこいつがやるので、材料をそのへんにほうっておくと自然とできている。
わたしが自分でやった宿題は算数くらいのものだ。それだって家の連中が誰一人例外なく文系だったせいで、もし理系が一人でもいたら、それもいつのまにか出来上がっていたに違いない。

どこかでだれかが、「教育欲は性欲が昇華したもので、性欲の一種である」とかフロイトみたいなことを書いていたが、もしそうなら、我が家は大変な位置づけとなってくるであろう。

そんなわけで皮肉にも、「絵」「自由研究」「読書感想文」はできなくても、高校入試くらいは通れてしまうことをわたしの人生は証明してしまったわけだ。とんだ逆説である。ここまで突き抜けると少しは楽だ。少なくとも彼よりは楽なんだろう。
ちなみに読書感想文不要論については、朝日新聞に投書して、ちいさな囲みつくってもらったことがあります。

…まっ、でも勿論、なんでもできたほうがいいよ?そりゃまーね。

はっきり言うが、宿題に親の手がはいっていることくらい、教師はお見通しである。つーか、生徒同士ですでにお見通しである。教師はかかわり合いになると、変な親と泥仕合になるから首をつっこまないだけだ。

勝ち組負け組という言い方はばからしいが、いわゆる勝ち組のやる気をたかめるために、負けをひきうけてあげてる人が存在するっていうのは事実だよね。今の社会はそうなってるでしょ。
そういう役割は本来は持ち回り制にすべきだよね。おにごっこはおもしろいけど、だれかがずっと鬼だったら、鬼の子はサドがマゾかよほどの人格者でないかぎりしまいにゃなきだすよ。そりゃそうだ。大人だって同じだよ。

10で神童15で天才20すぎれば…、なんてからかい文句があるけど、何回くらい笑って言ったことある?
人間そんなもん。あれはからかいじゃなくて、普通におきてる現象を言っただけ。
ということは、マエストロになりそこねた神童たちの幾ばくかは、彼のようにいきてるかもしれない。
彼一人であれだけの惨劇を実行したのよ、ほかのをほっといていいの?
ほっとくしかないの?

あの事件がこの社会に、今、起こった…いや、投げ込まれた、その意味はなに?

とても考えることが多い事件だったと思います。

わたしがいえること。

勝ち組負け組のシステムは、離脱できます。
それはね、
ゲームに絶対参加しないこと。はじめから放棄すること。
負けない代わり、勝たないこと。

親の責任は、せいぜい多くても1/3。
変な親の教育は密室の家庭においてはどうしても子の義務になる。でももし無理なら、親を正さなくていい。
親はかわいそうじゃない。ヤバい親からは、逃げていい。
人間は、犯罪者にならない権利がある。

本当に苦しいときほど、さいごに立ち上がるのは自分。
でもあとで思えば、意外といろんな人が助けてくれている。

他人は他人の痛みを、そもそも理解できないから、
本気ですべて理解させようとやっきになってはいけない。
同情くらいでまにあわせとく。
…本気ですべて理解させるということは、あなたの不幸を相手のうえにももたらすという悪事。
他人は自分と違うけれど、ちがうということに救われることもある。

どうしても我慢できないときは、
犯罪者になる前に、まず、
病院で薬をもらってみる。

なんでも手放せる。
不幸さえも。

幸せになるために、特別な資格はいらない。
ただ、不幸せになる才能は手放さなくてはならない。

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…それにしても、彼の掲示板に差し込まれた一言。
あれは劇的だったね。
黒かったね。
あれを書いた人は今どうしているだろう。
何かに動かされたとしか思えないね。
あれを見たとき思ったんだよ、ああ、この事件にもまた
何か非常に大きな意味があって
天かどこかから矢が放たれたのかもしれないって。
あれを書いた人はこれから一生、それを背負って、いきていくんだね。
ほかのレスかいた女の人も、
「やめなよそんなこと」って簡単な一行を
書かなかったと
きっと後悔し続けるんだろうね。
20件だかの通報者、警察に通報すればよかったと
日曜でやすんでた管理者、ちょっとみとけばよかったと
みんな悩むんだろうね。

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